県有形文化財

旧椎葉家住宅
Old Shiibake-Jutaku

設計者:不詳
 住所:宮崎県宮崎市神宮2-4-4
 竣工:1864年
 用途:民家 文化施設
寄棟造・平入・茅葺 137.97u
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更新2010/11/10
(C) Copyright 1998 建築写真集 NO All Rights Reserved.
宮崎県日向の椎葉村は、飛鳥白川村や阿波祖谷村と共に、わが国三大秘境として知られています。昭和34年(1959)に移築されたこの民家は、急峻な山の斜面に建てられるため、「竿家造り(さおやづくり)」と呼ばれる併列間取りの細長いつくりをしています。奥行きが狭く、ドジ(土間)・ウチネ(茶の間)デイ(下座敷)・コザ(上座敷)の各部屋が一列に並んでいる、山村特有の間取りをしています。一番の上座・コザには神棚・床があり、肥を手にした者はその日一日この部屋に入ることができなかったと言われています。デイとウチネにはいろりが切ってあり、家族の者はここで寝ます。これらの各部屋の前面3分の1くらいのところに中仕切をしたウチエンがあり、その外にホカエンが続きます。背後は山腹に接しているため窓のない板壁となり、物入戸棚・神棚などが並べてあります。屋根は下地に筵(むしろ)をかぶせ、この上から茅(かや)で葺(ふ)いています。寄棟(よせむね)の屋根にはウシと呼ぶ自然木の置千木をのせて、棟押えとしています。大家族でもないのにこのような大きな家が建てられたのは、12月の夜、神楽を催すためで数日前より忌み清められたデイで演じられます。コザは楽人、世話人たちの控室になり、ウチエン、ホカエンには村人が家格の順に座って神楽を楽しみました。椎葉の民家は、椎葉村にあった清田家住宅を移築復元したものです。この民家は、宮崎県北西部に分布する並列型農家の典型で、間取りは部屋を一列に横に並べる形式で、三つの部屋と土間からなっています。また、手前には板縁が通っています。
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