博物館明治村A
東松家住宅
国重要文化財
設計者:不詳
住所:愛知県犬山市内山1
竣工:1901年
用途:住宅
旧所在地:名古屋市中村区船入町
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更新2007/8/22
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江戸時代にはいかに富裕でも武家以外のものが三階建ての建物を造ることは許されず、慶応3年(1867)に なってはじめて京都、東京でこの禁令が解かれ、以後順次全国で認められるようになった。しかし、大正8年に市街地建築物法により木造高層住宅が禁止されたので、3階建以上の木造住宅はわずか50年ほどの間しか造られなかった。名古屋城から伊勢湾へと流れる運河堀川に面したこの商家は、間口が狭く奥行の深い典型的な町屋である。2階には露地にみたてた廊下、待合、原叟床風の床框や墨蹟窓などを備えた茶室が設けられている。又、正面の壁が三階まで直立していのは日本の建築になかったもので、ビル化する商店建築の先駆けと言えるものである。 1階左側に裏まで抜ける通り土間を通し、右側にミセ、座敷などを連ねている。通り土間の上を3階までの吹き抜けにし、高窓から明かりを入れているので、奥行きが深いにもかかわらず室内は予想外に明るい。2階3階は住まいのための部分であるが、吹き抜けに面して茶室が設けられている。茶室には露地にみたてた廊下、待合、原叟床風の床框や墨蹟窓などが備えられ、当時の商家の趣味の一端がしのばれる。
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